スイスのオークションで近代英国金貨が22万スイスフランで落札される

5月22日にスイスのチューリッヒで開催されたコインオークションに英国を代表する近代金貨が出品され、22万スイスフランで落札された。
出品された金貨は1839年に発行された『ウナとライオン』と呼ばれる贈答用に作成された5ポンド金貨。主催したHESS-DIVO社の担当者は「PCGS社からPR63DCAMの高い評価を得ているコイン。世界中からたくさんのオンラインビッドがあったし会場でも手が上がった。ワールドレコードが記録できて光栄だ」と話している。2015年1月にアメリカのコインオークションで22万ドルで落札された記録があるが、今回の結果はドル建てで23万ドルを超える。
参加者の一人は「フロア参加者が強気だった。スイスコインもドイツコインもそれ以外の国も名品や希品、状態がFDCに近いもの、それとアイアピールの強いコインはどんどん値が上がった。とても手が出ない」と疲れた表情で語った。
今回のオークションでは状態の良いコインや名品希品が数多く出品されていたため、入札が活況だったとみられる。
 
……と新聞雑誌っぽく書き出してみましたが、めんどくさい(笑)
こんな記事だと読む気なくしますね。まぁ、カッコの中はフィクションだと思ってください。
 
今回も収穫はなしでした。
事前ビッドはまったくダメ。5枚ビッドしてましたがホントに全然ダメ。ライブビッドもダメダメでした。
日本だとこの半分ぐらいじゃ?と思うドイツコインも多かったです。
前回のNCAの結果、とくにドイツコインを思い起こすと、日本の収集家層の薄さが結果に出たのか、HESS-DIVOの出品ロットが魅力的なのか、両方なのか腕組みして考えちゃいます。
「え、こんなにするの?」と途中から戦意喪失でした。
海外でドイツコインを探すのはもう無理筋かもです。
探すにしてもドイツやスイスじゃなくて、米英仏西などのオクでしょうか。
 
あとドイツコイン収穫ゼロならロット1008オーストリア1857年2Tを狙おうと思ってたんですが、オープンが4500スイスフラン、結果は6000スイスフランでした。当然手が出ませんでした。4500でたくさんの事前入札があったそうですが最後はフロアで落とされたようです(たしか)。
 
さて、みなさん英国のコインの結果の方が気になりますか?
高いやつだけマトメましたのでどうぞ。
 
Hess Divo   |Auction 328| CHFスイスフラン sixbidリンク
ロット1092 James I, 1603-1625. Ryal (Rosenoble) n.d. 34000
ロット1093 Charles II, 1660-1685. 5 Guineas 1683 30000
ロット1094 William III und Mary, 1688-1694. 5 Guineas 1691 17000
ロット1095 William III, 1694-1702. 5 Guineas 1701 26000
ロット1097 George II, 1727-1760. 5 Guineas 1741 75000
ロット1098 George II, 1727-1760. 5 Guineas 1753 45000
 
どれも状態良かったようです。

ロット1104Victoria, 1837-1901. 5 Pounds 1839. 220000 フロア
(Only 400 pieces struck. Proof. In PCGS Slab, graded PR 63 Deep Cameo)
 
ロット1226 Tensho Hishi Oban. 1100000 フロア
 
冷静に考えれば天正菱大判が110万スイスフランで落札されたことの方がニュースですよね。
 
ついでにシンコナも。
 
ロット2647 Victoria, 1837-1901. 5 Pounds 1839. Una and the lion 160000
ロット2656 Victoria, 1837-1901. 5 Pounds 1887. 2200
ロット2661 Victoria, 1837-1901. Crown 1893proof 1800
ロット2666 George V. 1910-1936. 5 Pounds 1911 不落2500
ロット2670 George VI. 1936-1952.  Proof Set.  7500
 
シンコナは落札結果ざーっと見てきましたが意外と安い?かなと思いました。
ジュビリー5ポンド金貨はEF前後ならよく見るし競ることもなくなってきたようです。
グレードや詳細が知りたい方はSIXBIDなどで見てください。よろしくお願いします。
また結果もメモ書きなので、正確な情報はオークションハウスで入手してください。
 
ウナとライオンは2000万円というのが、ひとつの目安でしょうか。
 
日本でもたまに出品される名品・希品な金貨などは為替やオクの参加者マインド的に日本人にはアゲインストな風吹いてる感じがします。発行枚数の少ない大型金貨は銀座コインの即売より高いような気がします。
 
・発行枚数が3桁以下でグレードが良好品
・スラブで65以上の数字がついている大型金貨
 
こーいった金貨は国内で狙える時に狙っておくのが良いかもしれません。激戦とは思いますが。即売で見つけた場合も高いでしょうが「えいや!」で買っておくと今年のうちは正解だったなぁーと言えるでしょう。来年以降は分かりませんけど。
 
こーいった傾向は金融緩和でジャブジャブしている間、あるいは富裕層の使えるお金が潤沢な間、それか実体経済どこかでドーンと転倒するまでの間は続くのかもしれませんね。
 
そーいえば、一時期ロシアが経済制裁の対象になり、ルーブル暴落、株も急落してロシアコインどーなる?とか書いてましたが、HESS-DIVOではロシア人らしき入札者が高額なロシア金貨に活発に入札してたようです。中途半端なグレードや人気のないコインは微妙でしたが。
 
以上、スイスのコインオークションの話でした。
 
さて、ヤフオクの話。
 
もう終わってしまったものですが、ちょっと気になっていたものがあります。
 

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 万博のメダルセットです。セットの中身がイギリスとフランスの銀メダルで、とくにイギリスのメダルは1851年の万博銀メダルでワイオンがデザインしたものです。おお、すごい、かっこいい、欲しいと思ったんですが、うん?と思って入札はやめました。3000セット発行されたと書いてあります。

銅製のセットも出されたようなので、その合計が3000セットということだと思いますが、それにしても数が多い。それにこれオリジナルじゃないのか?と。
NCAでフランスの万博メダルは出品されたことがあるんですが、オリジナルだったのか、どうなのか。このセットに同梱されている冊子には「英国王室造幣局製」「フランス造幣局製」と書いてありますが、オリジナルの刻印を使った1970年製のリストライクのメダルなのか。
1851年の英国メダルは定価6万円とあるけど、そんなにするのか?欧米では銀製のオク履歴ぜんぜん見つからないのに、日本にそんなにセットがあるとは思えないし、やっぱりリストライクだよなぁーと、考えてたら入札できませんでした。
このメダルセットについてご存知の方いらっしゃいますか?
 

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こちらも終わってしまったオクです。ミントプラスのオクで明治4年旧10円金貨PCGS MS66が110万円での落札だったので即決価格でもそれよりだいぶ安いということに。旧金貨のハイグレード品は放出前の水準より高くなっているんでしょうか。
 
以上、ヤフオクでした。
あいかわらずヤフオク見てますが欲しいと思うものは競るんですよね……。
そういえば『東日本大震災復興事業記念』の金貨銀貨がさっそくヤフオク出てますね。
新幹線記念銀貨は4万円ぐらいで落ち着きましたが、どうなりますか。


先日、クレカの引き落としたあったんですが、最近は買い物してないぞ?と不審に思ってクレカの内容をよく見たらPCGSの会費が落ちてました。あれチェックを外しておかないと自動更新なんですね。無料グレーディングが4枚分あるんですが送料とか手間暇考えると続けるメリットあまりないんですよね。為替の影響も大きいし更新するつもりなかったんですが、無駄なお金を使った気分です。