オークションワールド第10回フロアオークション終了

2017年10月13日(金)、14日(土)にKDX 浜松町センタービル6階フクラシアでオークションワールドの第10回フロアオークションが開催されました。15日(日)にはe-ライブ・オークション が開催されます。

 

日本貨幣の落札金額トップ8は以下の通り。

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トップは明治13年の旧1円金貨。注目はLot 313 日本 福沢諭吉10000円札 Bank of Japan 10000Yen(Fukuzawa) 平成16年(2004~)だろうか。裏写りエラーの大珍品。1万円札が150万円+手数料(以下BP)での落札となった。とりあえず財布のお札をチェックしよう……。

現代エラー貨は夢があるが、マジックの道具だとか詐欺目的で変造する人がいるので、ヤフオクや骨董市で買うのは、ちょっと危険だと思うので、注意が必要だと思う。

 

次は外国コイン。ヨーロッパのトップ8

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金貨が6枚。ドイツ金貨が5枚。ニュルンベルクの羊3ダカット金貨は250万円まで競っているがワールドレコードでは? ハンブルクの金メダル3枚もビックリ高い300万円超。ランク外ではあるがLot 4046  Hamburg ハンブルグ 1/2Bankportugaloserも120万円とドイツの大型金貨(金メダル)に注目していた人がいるようです。まだ終わっていないがシンコナにLot4046と同種が出品されているがスタートは1000 CHFなので、こちらの結果も注目かもしれない。

Lot 3207 Hamburg, Stadt. Halber Bankportugalöser zu 5 Dukaten 1888

 

全体でもトップの落札額だったLot4065都市景観金貨。すごい。

Lot 4290のジョージ5世の金打ちクラウン貨NGC-PF65 Ultra Cameoは1650万+BP。2016年の泰星オークションLot333はNGC PF66+ Ultra Cameoで1250万+BPだった。ちなみに泰星のスタートは150万、AW第10回は600万。

 

他、欧州の注目ロットは以下に抜粋。

Lot 2131 トリエステ 2Taler 1857A NGC-PF62 Cameoは140万+BP

Lot 2138 100Corona 雲上の女神 1908 NGC-MS62は180万+BP

Lot 4226 ゴシック NGC-PF63は110万+BP

Lot 4227 ゴシック NGC-PF64は130万+BP

Lot 4228ゴシックプレーンエッジPR62+は160万+BP

Lot 4231のボノミの銀打ちパターンクラウンは180万+BP

Lot 4250 オールド5P 1893 NGC-MS63+は150万+BP

Lot 4481 プラチナ3ルーブルプルーフ1828 PCGS-PR64 CAMは150万+BP

トリエステ、雲上の女神、ゴシックなど高くなったものは高いまま。

トリエステプルーフ判定は100万以上、MS判定は100万未達といった感じだろうか。

雲上の女神も似たような感じでプルーフ判定がつくものは競る。

ジブラルタルやヤングエリザベスなど一部の現代貨も高いまま。

また、ナポレオンの試鋳貨はマイナー銀貨でも高値。

もっと高くても良いんじゃないの?というコインは多く、高過ぎじゃないというコインも多く、オークションと言うのは二人いれば青天井であることを再確認する。

 

アジア・アフリカのトップ8

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 開金牌など朝鮮のロットが多く、どれも競っていた印象。Lot 1193 イギリス領インド Mohur 1862(C) NGC-MS62がビックリ120万+BPで落札。Lot 1181 極楽鳥 5M 1894A PCGS-PR62(110万+BP)よりも高値なのはすごい。理由が知りたい。Lot 1014 イギリス貿易銀 Dollar 1910B PCGS-MS66が32万+BPだったのもすごい。1910/00Bに分類されるコインだったのかもしれない。

 

南北アメリカのトップ8

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アメリカがワン・ツー、3位がブラジル。低迷していたブラジルコインだが復活なるか。

今回のLot 3246 ハイレリーフNGC-PF64は340万+BPでの落札だったが、第44回日本コインオークションのLot7914のハイレリーフNGC PF64は265万+BPでの落札だった。コイン自体に差があったのかオンラインビッドの有無で差がついたのか気になるところ。

 

中国のトップ8

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中国コインはさっぱり不明。スタート価格と落札価格の乖離がスゴイ。

sixbidを見ていたらイタリアのオークションでスラブケース入りの中国コインが何点が出ていた。リンクを貼っておく。

 

Lot 1092 湖北省 Hupei 大清銀幣壹両(Tael) 光緒30年(1904) PCGS-AU Details

Lot 99 Hupeh Tael (1904) Y. 128 LM 180 (small characters) • PCGS AU58+

 

Lot 1119 徐世昌記念幣壹圓(Dollar) 民国10年(1921) PCGS-MS62+

Lot 111  1 Dollaro (1921) Kann 676 LM 864 (reeded) Ag • PCGS MS62

 

Lot 1118 袁世凱羽根帽洪憲紀元壹圓(Dollar) ND(1916) PCGS-MS62+

Lot 117 1 Dollaro s.d. (1916) Y. 332 LM 942 Ag • PCGS MS63

 

他にもあるかもしれないけど目に付いたものだけ。同グレードというわけでもないので、あくまでも参考。中国コインは難しい。あとAWに出品されているロットだけど華夏評級のスラブケースに入っているモノが多い。中国コインは穴銭も入っているので、このスラブがスタンダードになるのかもしれない。

 

 最後、古代貨などのトップ8

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Lot 2003 リディア王国 AV Heavy Stater クロイソスが460万+BPで落札。

このクロイソス金貨にはヘビーとライトの2種あるそうで、ヘビーの方が希少であると言われている。

ただ、ライトの方が希少だよという研究・意見もあるようです。

我がクロイソス王の出色Gem MS コレクション !』の記事を参照。

 

以上、各地域と古代貨の落札額トップ8を画像で抜粋してみました。

全体的には、入札の少ないコインはホント少ないし、欧米じゃこの値段じゃ買えないよねってロットは多数あったと思います。もし海外で買ったら、1割、2割、いや、もうちょっと高いかもというロットがあったと思います。でも考えてみると欧米のバイヤーズプレミアムは2割前後で、送料も高く、為替の手数料や送金の手数料もあります。そーいった手数料を引き算していくと、あー、うーん、まぁー、そうかなー、といった気持ちです。

それにしてもオークションワールドのオークションはスムーズで素晴らしい。音声もクリアに聞こえたし、サイトで会場の様子まで見れました。進行もポンポンと進みトラブルもないし、オンラインビッドの反応も悪くなかったのではないでしょうか。現況だとNCAやGCAと比較するとAWが抜け出てるなーといった感想です。

 

次の国内フロアオークションは、11月18日開催の銀座コインオークションです。

 

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